・食卓の配置のしかた
食堂の広さや形によって決まるわけですが、出入りの関係などを考慮し、客や給仕人の出入りに便利なように、そして、見た目にも美しくあるように配置することがたいせつです。
また、メーン・テーブルは、その日の主役である新郎新婦と、主賓のつくテーブルですから、その部屋の上座に設け、ほかの食卓のどの位置からも、主役の位置がよく見えるように配置することもたいせつです。
・食卓の配置が終わったら、その上に卓上の装飾
テーブル・クロースをかけ、60センチに一個の割合で椅子を配置します。
そして洋式宴会の場合は、いすの前に皿、ナプキン、ナイフ、フォーク、パン皿、グラス、タンブラーなどをセットし、薬味類やバターボールなどを随所に置き、さらに、主催者などの意向をきいて、随所に盛り花などを飾ります。
また、引き出物があるときは、あらかじめ、ふろしきなどに包んだ品物を、めいめいの卓上に置き、その上に席札を兼ねた名札を置いて、宴が果てたあと、各自に持ちかえってもあうのが普通です。