熟練のモデルが使っているヒールのテクニックをご存じですか?
モデルの仕事の大半は、皆さんが世間で思われているほど華やかなものではありません。
商品のプロモーションや展示会等での仕事もあるのです。
美しいモデルたちは、何時間もハイヒールを履いて立ちっぱなしなのにもかかわらず、華やかに見えなければなりません。
モデルはどうして転倒せずに立ちっぱなしでいられるのでしょう。
その秘訣は、自分がふだん履いている靴のサイズより1つ大きいサイズの靴を履くことにあります。
ローファーのサイズが8号なら、7.5センチのヒールを履くときは9号にします。
ハイヒールを履く日にはどうしても避けられない足のむくみを見込んで、サイズに余裕を見ておくのです。
長くて飽き飽きするような仕事の間ずっと「冷静で」洗練されて見えなければならない人には、4?5センチのヒールが一番履き心地がいいでしょう。
滑らかな革のデザイナーシューズを買う余裕があれば、履き心地の良さとしなやかさが得られます。
革靴なんてとても手が出ないからといって、合成の素材に飛びつかないようにしましょう。
合成の素材はあまり長持ちしませんし、履き心地もよくありません。
ビニールやナイロンの靴を履くと、足は呼吸できないのです。