「肌の色が濃い人ほど、色は濃くする」というモデル界のルールが、唇にも当てはまります。
モデルが口紅選びで重視するのは、TPOによる使い分け。
赤い唇は夜にはふさわしいのですが、冷たい感じを与えるブルーを基調とした色ではなく、温かみのあるブラウン系の赤を選びましょう。
肌の色が濃い女性は通常唇の色素も濃いので、自然なリップラインを持っています。
リップライナーが必要だと思ったら、ブラウン系の色にしましょう。
では、ほお紅はどうでしょう?
濃い色の肌にはピーチかブラウン系の色がいちばんよく合います。
ピンク系の色は、ブルーを基調にした肌色には強すぎます。
昼用メークには、大きくてやわらかいブラシを使ってほお紅を伸ばしましょう。
豪華な夜用メークには、自分の肌よりも2段階濃い色のブラウンを使います。
口紅は、素晴らしいクリーム状のほお紅にもなります。
口紅をほお紅代わりに使うのは、顔色を調整するのに申し分ない方法です。
肌色のペンシルは、口紅をふちどったり、傷あとを隠したり、眉にラインを引いたりするのにピッタリです。
アイシャドーをリップパウダーとして使うと、2通りに使えます。
マスカラを使って、即座につけぼくろが作れます。
こげ茶のアイライナーは、リップペンシルとしても使えます。
乾いたほお紅は、口紅の色を落ちにくくするのにも、色を変えるのにも使えます。