マリリン・モンローがメガネをかけて演じた作品がある。
『百万長者と結婚する方法』という映画。
モンローのいつものセクシーさが抑えられて、知的な印象の女性になっていた。
メガネの黒いフレームが顔を引き締めて、その線の効果が知的さをつくり出していたのかもしれない。
ところで、知的な女性とは、どんな印象を指すのだろう。
たんに頭がよさそうというのではなく、この人には任せられる、という信頼感を与えることも大事なこと。
それには、ある程度の大人度がなければいけない。
社会の中で、きちんと人と関わることができて、落ちついてものごとに対処できる。
そんな女性に、人は信頼を抱けるのだから。
プライベートな顔から、仕事の顔に切りかえる月曜日。
「知的な女」を意識してメイクすることで、新しい一週間をキリリとした気分でスタートできる。
知的な印象のメイクは、色みを感じさせず、線の効果を有効に使うことがポイント。
自分に似合うアイラインと眉。
リップラインの太さや濃さ。
この三つを身につけてほしい。
きちんとした印象は、線に現れる。
名刺にたとえるなら「私はこういうものです」と、自分を名乗る部分。
メイクに使う色は紙の地色であったり、ロゴのデザインにたとえられるかと思う。