モードな時代といえば、1960年代の後半。
クラシカルなおしゃれ観から一気に自由な感覚を取り入れようとした時代。
おしゃれを楽しもうとする心意気が女性たちを弾ませ、新しい「きれい」を生み出したように思う。
新鮮な空気を取り込み、人をワクワクさせる力がモードにはある。
時代の流れとともに変わっていくものだからこそ、女性を立ち止まらせない。
ただ流行に追いつくことに必死になってしまうとモードに振り回されることになる。
振り回されるのではなく、流行のエッセンスを上手に選び取るのが「モードな女」。
保守的な男性のいぶかる目なんて気にしない。
おしゃれな女友達と、ニューオープンのレストランに行くなんていう木曜日は、モードな女を楽しむには持ってこいだ。
ところで、メイクのモードもファッションと同様にめまぐるしく変わる。
明るく見せたい部分に使う八イライトシャドウはパール入りを。
目頭の先端をくの字に囲むようにシャドウを塗る。
パールホワイトのペンシルで描いた場合は、アウトラインを綿棒で軽くぼかしてなじませる。
パール感のあるグレイッシュモーヴの口紅を、スティックで直接塗る。
自分の唇の形に合わせて曲線を描くように。
そのあとで上唇の山の部分の輪郭にシルバーパールをプラスする。