(4)素材選び
デザインコンセプトにもとづき、素材を選ぶ。
生地屋めぐりをしたり、オリジナルの素材を作ったり、染色を頼んだりする。
(5)デザイン画の展開
デザインコンセプトにもとづき、デザインを展開し、デザイン画を描く。
正面だけでなく、後ろのデザインも必ず描く。
デザインによっては側面を中心に描くこともある。
(6)素材決め・見本地の発注
描きあがった一点一点のデザイン画に素材を当てはめる。
デザインと素材が決まると、サンプル用に一着分の素材を生地屋に発注する。
(7)サンプルパターン製作
デザイン画より具体的に服を作るためのパターンを作る。
デザイナーは作りたいイメージを正確にパタンナーに伝える。
パタンナーはデザイナーのイメージを理解し、ダミー(人台)にシーチングでドレーピングし、服の原形を作る。
(8)パターンチェック
ダミーにドレーピングされ、立体になったデザインをデザイナーに見せ、イメージ通りにできているか検討する。
ここでは、平面を立体にする作業なので、デザイナーとパタンナーのコミュニケーションがもっとも重要である。
組み立てられたシーチングをもとにパターンの型紙を作る。
(9)サンプル縫製
できあがったパターン、縫製指示書、サンプル着(サンプル用の生地、一色のみ)、付属(芯地、裏地、ボタンなど)をそろえ、サンプル工場に出し、縫製してもらう。