ファッションの色の企画には、そのブランドとして売り出している色、そして積極的に多く売っていこうと計画している色がある。
これらはべースになる色(メーンカラー)といっている。
そして、その色をより引き立たせる色として少量ではあるが、アクセントになる色がある。
このべースカラーとアクセントカラーをうまく組み合わせることが、ファッションの企画では重要である。
ファッションビジネスでは、毎シーズンごとに流行する色を予測し、それにもとついてベースになる色を決めるブランドが多い。
決定したべースの色にもとづき、素材を集めたり、素材をオリジナルの色に染めてもらったりするのである。
その結果、できあがって店頭に並んだ服のほと
んどは、このべースの色になり、このべースカラーがブランドのそのシーズンの色になるのである。
そのべースの色にアクセントとして組み合わせる色がある。
アクセントカラーとは、使う量は多くなく、インナーや小物、プリントなどでべースの色に少し加えていく色をいう。
例えば、黒、グレー、白などの色をベースにしたブランドは、アクセントカラーとして赤、グリーン、青、イエローといったビビッドな色を使っている。