モデルのファッションでは、ビビッドな色がベースカラーの時は、アクセントカラーは、黒、グレー、ベージュ、茶といったダークな色を使っている。
このように、ベースの色だけでなくアクセントの色も用いることで、服全体に、ブランド全体にメリハリが出てくるのである。
ところでファッションビジネスでは、色の組み立てをする時に、街や肌の色とファッションの関係を考えなけれぼならない。
背景になる街の色は、ファッションの色まで変えてしまうとまでいわれる。
石の建物の多いヨーロッパの街で映える色で作った服、木の建物の多い街で映える色で作った服といったように、街の色や、さらには人の肌の色にも服作りは大きく影響される。
べージュや薄紫の色は、肌の色が白い人には合うこともあるが、実際にはなかなか難しい。
企画に取り入れると、必ず売れ残るといわれている。
街の色や肌の色は着る人のファッションに影響する。
街の色や肌の色に合わせ服作りをすることで、服と着る人の美しさをより効果的に発揮できる。
フランスでは、毎年春になり、薄紫のライラックの花が咲く季節になると、紫色の服を着た人を時々見かけry。
そんな時は、彼らのファッションから春が来たと、季節を感じる。