結婚式や披露宴で最初に会う人は受付の担当者なのですから、顔の広い人にいてもらう必要があります。
受付には、新郎・新婦、双方の側から出席者によく知られた人を一?二名つつ選びお願いするのがよいでしよう。
受付簿の用意が一冊だけでは、お客さまが大勢のときに混雑してしまいます。
一冊にまとめたいなら、一枚ずつバラバラにして、あとから綴じなおすという手もあるのです。
サインの額をつくりたいときは、扉面をもちいるのがよいでしょう。
サインには、筆とペンの両方を用意しておくと、お年寄りにも若い人にも便利です。
サイン帳は、生涯のよき記念となるものですから、単に署名だけでなく、お客様全部に自由に、励ましやお祝いのことばをかいていただくようにしましょう。
前夜は早目に休むことが大切です。
当日は、家の人がみんな早目に起き、新婦の門出を祝って、家の内外の掃除、風呂の準備、祝い膳のことなどを手わけして行ないます。
新婦は、予定の時刻に起きて、入浴をすませ、化粧水をさっとつけておくだけで、あとは美容師にまかせます。
最後に、祖先の位牌に別れをつげ、家族とともに祝い膳を囲みます。
家族とともに囲む最後のお膳です。