ハネムーンへの用意、式場へ持っていく物、車の手配、祝儀袋、車などの小銭などは、どれも欠くことのできないものです。
当日の朝は、お頭つきに赤飯で、なごやかな食卓を用意したいものです。
感傷的にならずに花嫁、花婿の門出を祝福してあげましょう。
式場に着いてから挙式までのあいだ、花嫁は、美容と着付けに忙しく、美容師がすべてとりはからってくれるといっても、緊張と不安が付きまとものです。
花嫁が気をもまぬよう、細かい気を使い、落ちつきを与えるのには、母親がうってつけです。
この日は、できるだけ娘のそばについていてあげましょう。
新婚の二人をとりもつ役目の媒灼人は、当日の立役者です。
いろいろ気苦労も多く、精神的にも疲れる役ですから、両家の親は、充分感謝の意を伝えなけれぽなりません。
「おかげさまをもちまして、きょうの晴れの日を迎えることができました。
本日はまたいろいろご苦労さまでございますが、よろしくお願いいたします」
「きょうはお忙しいなかを、たいへんお骨折りいただき、恐縮でございます。
どうぞ何分にもよろしくお願いいたします」
などの丁重なあいさつをいたしましょう。