結びの酌と礼

結びの酌は「縁結びの酌」のことです。

内容は簡単なことで、式の間の入口のところ(末座)で、酌人がくるりと一巡するだけのことです。

このときの回り方は、左回りです。

えがく一巡の形は楕円形となります。

これが終わると、運ばれていた膳が引揚げられ、「陰の式」もとどこおりなく終了したになります。

■色直しの式
「色直しの式」が、陰の式に対し、陽の式にあたります。

陰の式の服装がなにからなにまで白の服装であるのに対して、陽の式では、なにからなにまで色のある鮮やかなものに変わります。

これが「色直し」なのです。

先ほど、陰の式についての説明で、新郎から盃がすすめられるとのべたのですが、じつは正式には、陰の式では新婦から先にすすめられ、陽の式で新郎からすすめられるという順なのです。

しかしながら、現在では、陰の式と陽の式をひっくるめて、新郎から、始められるのがふつうです。

従って、今までのべてきたように理解していてかまいません。

念のため、陽の式について説明します。

この場合においては、すべてが陰の式と逆になります。

酌人も式の間中は、右回りに動かねばなりません。結婚相談所

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このページは、-が2016年5月12日 18:18に書いたブログ記事です。

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