結納金

結納金

新札の紙幣をそろえ、半紙と奉書紙を使って包みます。

結納セットを使用するのなら、その中の紙で包めばよいのです。


月収の二、三倍が目安で結納品の中の金包が結納金です。

もともと花嫁の支度金として花婿側から贈られたもので、この金額によって花嫁の支度の規模も決まりましたから、相当な金額が包まれていました。

しかし、現在では、それぞれ無理のない金額でという傾向にあります。

サラリーマンなら月収の二?三倍が一般的です。

半返しの習慣はなくなる傾向にあります。

かつて関東地方では男性側からの結納金『御帯料』に対して女性側から『御袴料』として半額を包んで返す、いわゆる「半返し」の習慣がありました。

しかし、これはいうまでもなく、現金がいききするわけですから、最初から相談のうえ、男性側の結納金を半分にしておいてもよいわけです。

いずれは生活をともにする二人なのですから、両者および仲人で打ち合わせをして、無駄のないようにしたらよいでしょう。

なかには「御帯料」の包みは形式的においておくだけで、実際には現金は贈らず、かわりに指輪とタイピンなど記念品の交換でこれにかえたという人もいます。

けじめをつけてめでたさを祝う意味から結納の儀式は大切にし、しかも、中味は実質的にしたという例です。


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このページは、-が2016年6月 1日 15:14に書いたブログ記事です。

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