家族書・親族書の折り万、包み方

墨は濃く黒々と目録や受書を書くとき、墨が薄いのは不吉とされており、よくありません。

墨は落ち着いて十分にすり、濃く黒々と書きます。

「毛筆は書き慣れないから」と気後れすることなく、へたでもていねいに書くことです。

書体は必ず楷書で書きます。

草書を用いてよいのは目下に対するときだけとされていますから、くずしても行書が限度です。


◆家族書・親族書の書き方

家族書には同居している家族を書く
見合いの場合、家族書はすでに交換しているので親族書だけでよいのですが、恋愛の場合などは家族書・親族書の両方を結納のときに用意します。

家族書は両親、結婚していない兄弟姉妹、本人、また祖父母や結婚している兄弟姉妹、その配偶者


家族書・親族書の書き万(奉書紙を横二つに折り、折り目を下にして書く。

一枚目の中央に家族書などと書き、二枚で一組とし右端を水弓でとじる。


できあがりの大きさはおよそ24×24?がめやす。


なども、同居している場合は、それも書きます。

順番は年齢の順とします。

本人との続柄だけでなく、年齢や職業を書き入れることもあります。

用紙は奉書紙か美濃紙に書いてもかまいませんし、市販のものを使ってもかまいません。

いずれにしても、毛筆で濃い墨を使い楷書で書きます。

紙の折目に文字がこないように気をつけます。


結婚相談所 20代

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このページは、-が2016年7月21日 15:24に書いたブログ記事です。

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