正式には式のなかに組込まれており、媒酌人が両家を紹介するのですが、実際には親族固めの杯をかわすだけで、省略されることが多いようです。
そして、記念撮影の後、新郎側新婦側が一つの控え室に集まったときに、たいてい親族紹介が行われます。
親族紹介は媒酌人が、リードをとって行います。
実際にそれぞれの親族を紹介するのは、新郎新婦の父親であったり、また新郎新婦本人がする場合もあります。
媒酌人は「では、ただいまより、両家のご親族を紹介していただきましょう。こちらが新郎○○君のおとう様でいらっしゃる木村平八郎さんです。では、木村さん、ご紹介よろしくお願いいたします」
新郎自身が紹介する場合は「ただいまより、新郎○○君より、ご親族の紹介をしていただきましょう。では○○君、よろしくお願いいたします」というように、紹介の口火を切ります。
紹介は名前と新郎新婦との関係をいいますが、紹介された方は「おじの○○でございます。東京都大田区に住んでおり、仕事は○○商事に勤務しています。よろしくお願いします」というように、住んでいる所と職業くらいは付け加えましょう。