◆新郎新婦の入場
まず司会者より「お待たせいたしました。ただいまより新郎新婦の入場です。盛大な拍手でお迎えください」との言葉があり、一度閉じられた入口の戸が再び開かれ、新郎新婦の入場となります。
媒酌人、新郎、新婦、媒酌人夫人の順番で入場しますが、式場によっては介添え人が先導することもあります。
背筋を伸ばしてゆっくりと歩きましょう。
とくに新婦が打ち掛けの場合は、歩調がゆっくりにならざるを得ないので、媒酌人はその点注意して歩きます。
四人はそのまま一段高くなっている、メインテーブルに着席します。
◆司会者より開宴のあいさつ
拍手が鳴りやみ、全員静かになったところで、司会者が開宴のあいさつをします。
「みな様、本日はお忙しいなかようこそお越しくださいました。
ただいまより木村浩さんと村上陽子さんの、結婚披露宴を開催させていただきます。私は新郎の友人で盛田保広と申します。
本日、司会をおおせつかりましたが、なにぶん不慣れですので、いき届かない点も多いかと思います。
みな様のご協力をいただいて、楽しい宴にしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」