媒酌人のあいさつ

◆媒酌人のあいさつ

実質的には宴のスタートとなるもので、披露宴の雰囲気を決める重要な要素です。

いわば新郎新婦、両親のかわりになされるあいさつですから、媒酌人も心して臨むことです。

司会者が開宴のあいさつに続いて、「では、まず本日ご媒酌の労をおとりくださいました、早川稔様からごあいさつがございます。早川様、お願いいたします」というように紹介をします。

話の長さはできれば5分くらい、どんなに長くても8分が限度でしょう。

10分などという時間はよほど話のじょうずな人でもなければ、聞きづらいものです。


◆内容

(1)媒酌人としての自己紹介
(2)参列者へ臨席のお礼
(3)挙式がとどこおりなくすんだ報告
(4)新郎新婦の略歴
(5)二人が結ばれたいきさつ
(6)二人へのはなむけの言葉
(7)参列者へ二人の将来の支援を依頼

大役だけに初めてのときなど、緊張してしまいますから、要旨を書いたメモを用意しておくとよいでしょう。

ときどきそのメモを見たって、かまわないのです。


なお、媒酌人のほかに実質的な仲人、二人の出会いのきっかけをつくった人が会場にいれば、ちょっと席を立ってもらって参列者に紹介をします。

「実は新郎と新婦が知り合うきっかけを作ってくださった実質の仲人が、今日会場にお見えです。

中村健二さん弘子さん」夫妻です。

新郎は健二さんの、新婦は弘子さんの友人であり、お二入の紹介により、カップルが誕生したわけなのです。

四人で志賀高原にスキーに出かけたのが、初めての出会いと聞いております。

中村さん、恐れ入りますがちょっとご起立願えませんでしょうか。

みな様、お二人に拍手をお願いいたします」

新郎新婦、両親は、司会者から媒酌人の紹介があったら起立をして話を聞きます。

媒酌人が新郎新婦の将来を、参列者に依頼して頭を下げたら、新郎新婦、両親も一緒にお辞儀をするようにしましよう。


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このページは、-が2016年12月 1日 15:18に書いたブログ記事です。

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