主賓は新郎側新婦側から、一人ずつお願いするのが普通です。
会社の上司、学生時代の恩師など、新郎新婦とのつながりも深く、また社会的信用も高い人にお願いすることが多いようです。
この主賓の祝辞は新郎新婦、両親に対してのものですから、司会者の紹介で主賓が立つと、新郎新婦、両親は起立して聞く体制をとります。
しかし、座をやわらげるためにも、新郎新婦を疲れさせないためにも、主賓の方で「どうぞお座りください」と声をかけるのがマナーです。
声をかけられたら、新郎新婦も両親も遠慮なく座ってかまいません。
主賓の祝辞は、長過ぎないように注意します。
短いほどよいと心得てください。
だいたい二2分くらい、3分が限度といえるでしょラ。
内容は、立派で格調の高いものである必要はありません。
わかりやすく、お祝いの気持ちが率直に出ていればよいのです。
格調高くと考えるあまり、月並みで退屈なものにならないよう注意することのほうが大切です。
普通ここまでは飲みものも食事も出ておらず、参列者は静かに耳を傾けます。
タバコも主賓の祝辞が、終わるまでは遠慮すべきです。
食事が始まったら、吸ってもかまいません。