披露宴での心得・態度などは、披露宴と全く変わりありません。
再婚の披露宴で注意したいことは、たとえ再婚であることを知っていたとしても、その会場では、再婚を話題にのせることは、なるべく慎むことです。
招待客の中には、再婚であることを知らない人がいるかもしれません。
再婚は「悪いこと」や「恥ずかしいこと」ではありませんが、特に離婚後の再婚の場合は、前の結婚のことはあまり触れられたくないのが人情といえるでしょう。
再婚ということで、余計な興味を持たれることも、わずらわしいことです。
まして、前の結婚生活に関する暴露的な話は、本人にはもちろんのこと、結婚相手や家族にとっても不愉快ですし、他の参列者にとっても、聞きにくいものです。
おめでたい席に、水を差すような話題は禁物です。
知っていても知らぬふりをするのも友情であり、思いやりといえます。
結婚は、たとえ再婚であったとしても、おめでたい門出です。
むしろ、過去の不幸を克服して、今後の幸せに期待する新郎・新婦に対して、「幾久しく幸せに」と、心から祝福したいものです。