玄関で本人とその父親(両親のこともある)に出迎えられ、部屋に通される。
媒酌人は上座に着き、口上を述べる。
「本日はお日柄もよろしく、まことにおめでとうございます」
本人または父親が返礼する。
「本日はお役目ご苦労様でございます。このように結納の品を取りそろえましたので、よろしくお願い申し上げます」
仲人は目録を受け取り、内容を確認したうえで、口上を述べる。
「確かに拝見いたしました。ただいまよりさっそく○○様(女性の姓)へお届けにまいります」
祝い台をたたみ、結納品とともに風呂敷に包む(祝い台ごと包んでもよい)。
桜湯か昆布茶のもてなしを受けて、「では行ってまいります」と女性宅へ向かう。
やはり上座に着き、祝い台を取り出し(たたんだ場合は飾り直す)、本人の前に向こう正面に差し出し、口上。
「このたびはまことにおめでとうございます。○○様からの結納品を持参いたしました。幾久しくお納めください」
本人が目録に目を通し、父親が返礼。
「幾久しくお受けいたします。本日はまことにご苦労様でございます」
結納品を母親がいったん床の間に飾ってから、本人か父親が再び下げ、別室で受書を書き、「受書でございます」と仲人に。
結納返しがあるときは、受書とともに記される。
「さっそく○○様へお届けいたします」と再び男性宅へ。
「○○様へ結納をお納めしてまいりました。こちらが受書でございます。また、こちらはお預かりしてまいりました結納でございます。幾久しくお納めください」
男性側からは女性側同様、受け取りとねぎらいのあいさつがあり、受書を託される。
進行と口上は男性側に受書を持参したときと同様。
これで務めは終わる。
媒酌人は上座に着き、口上を述べる。
「本日はお日柄もよろしく、まことにおめでとうございます」
本人または父親が返礼する。
「本日はお役目ご苦労様でございます。このように結納の品を取りそろえましたので、よろしくお願い申し上げます」
仲人は目録を受け取り、内容を確認したうえで、口上を述べる。
「確かに拝見いたしました。ただいまよりさっそく○○様(女性の姓)へお届けにまいります」
祝い台をたたみ、結納品とともに風呂敷に包む(祝い台ごと包んでもよい)。
桜湯か昆布茶のもてなしを受けて、「では行ってまいります」と女性宅へ向かう。
やはり上座に着き、祝い台を取り出し(たたんだ場合は飾り直す)、本人の前に向こう正面に差し出し、口上。
「このたびはまことにおめでとうございます。○○様からの結納品を持参いたしました。幾久しくお納めください」
本人が目録に目を通し、父親が返礼。
「幾久しくお受けいたします。本日はまことにご苦労様でございます」
結納品を母親がいったん床の間に飾ってから、本人か父親が再び下げ、別室で受書を書き、「受書でございます」と仲人に。
結納返しがあるときは、受書とともに記される。
「さっそく○○様へお届けいたします」と再び男性宅へ。
「○○様へ結納をお納めしてまいりました。こちらが受書でございます。また、こちらはお預かりしてまいりました結納でございます。幾久しくお納めください」
男性側からは女性側同様、受け取りとねぎらいのあいさつがあり、受書を託される。
進行と口上は男性側に受書を持参したときと同様。
これで務めは終わる。
訪問の際、両家で膳部が出たり、それに代わる酒肴料が包まれるのが習わしだが、現在は、それらを省き、挙式後にお礼として包まれることのほうが多い。