2018年11月アーカイブ

婚姻届はどのように書くか

厳粛な結婚式をあげても、また、どんなにおおぜいの人をあつめて、どんなに豪華な披露宴をもよおしても、それだけでは成立したことにはなりません。

婚姻届を提出して、はじめて、正式の夫婦とみとめられるのです。

〈婚姻届〉の用紙は、市区町村役場にそなえつけられていますから、結婚式の日取りが決まったら、それをもらってきておいて、結婚式をあげたら、その日のうちにも、届け出るようにしましょう。

※その日が日曜日や祭日であっても、役場で受け付けてくれます。

この届書を、夫になる人、または妻になる人の本籍地の役場に出すとき・そのほかのところ、夫の本籍地でもなく、妻の本籍地でもない市区町村役場に出すときには必要書類が変わります。

また、この届書を本籍地でない役場に出すときは、戸籍抄本がいりますから、あらかじめ、本籍地の役場に申請して、用意しておきます。

また、〈婚姻届〉には、証人二名の署名捺印が必要です。

-証人は、成人であれば、だれでもかまいませんが、結婚式場で本人たちが署名捺印するような場合は、適当な来賓にあらかじめ証人になくれるように頼んでおいて、本人たちの署名捺印にいて、証人たちにも署名捺印してもらうようにする。

また記入のしかたを確めるようにしましょう。



■新式・人前結婚式
新式、人前結婚式の意義以上のほか、最近は〈新式結婚式〉とか〈人前結婚式〉などといって、宗教的な儀式や、昔ながらのしきたりにとらわれない、新しい形式で結婚式をあげる人たちも多くなってきました。

これを〈新式〉というのは形式が新しいからであり、〈人前〉と呼ぶのは、〈神前〉でも〈仏前〉でもなく、人びとの前で親兄弟や親戚、知友などを証人として行なうからですが、また費用も安く、手軽に行なえるところから、公民館などの公的な集会場を利用することが多いため、〈公民館結婚式〉とも呼ぱれています。


■誓約書の例
私たち二人は、本日、ここに、私たちの心から敬愛するみなさま方の前で、みなさま方のあたたかいご祝福を受けながら、結婚の式をあげ、おたがいに終生の伴侶として結ばれましたことを、まことに幸福に思います。

私たち二人は、今日より心を一つにし、たがいに深い理解と愛情と誠実とをもって、足りないところをおぎないあい、助けあい、励ましあい、楽しみはともにわかち、苦しみにはともに耐えて、円満な家庭をいとなむことを誓います。

右、誓約いたします。

昭和××年×月×日
○○太郎
△△玲子


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