モデルの仕事の最近のブログ記事

モデルの経費

モデル業界の低迷が深刻になっている今、実際のギャラはピンからキリまであって、実態は把握できないのが現実。

なかには1ヵ月に百万単位で稼ぐモデルもいますが、全体から見ればこれはほんの一握りのモデルのお話。

経験2?3年のいわゆる中堅モデルでも、OLよりもちょっと収入が高い程度というのが、各モデル事務所から得た実情のようです。

モデルの仕事が「OWN RISK」と呼ばれるように、基本的には、仕事にかかるすべての費用は自己負担です。

事務所に支払うマネージメント費用のほか、まずはオーディション用の服、本番用の靴や下着、アクセサリーなど、洋服周辺にかかる費用。

オーディションのたびに服装を変えないまでも、モデルともなれば一通り流行を意識した服を揃えておきたいもの。

売れっ子雑誌モデルの私服が流行をつくるほど、モデルの普段着は注目の的なのです。

ファッションの撮影で使う靴も、白、黒、べ一ジュ、茶色のパンプスなど、シンプルな靴は自前が常識。

透ける服の撮影にはナチュラルな下着、肩が出る服にはストラップのないものを用意していくのも、できるモデルなら誰でもやっていること。

また、仕事によってはメークさんが付かないケースもあるので、メーク用の化粧品も自分で変身できるテクニックも必要です。

 

 

モデルの歩き方

ウォーキングは足で歩くことなのだけれど、ウォーキングの歩き方というのは、上半身のみぞおちとお尻に力を入れ、そこを固定しながら歩いていく。

つまり、両足で体の重心(みぞおちのあたり)のバランスをとりながら、体を運んでいく足さばきといえよう。

全身のバランスをつかみながら、きれいに歩く、というのがウォーキングの最大の目的である。

だから、足元の形ばかりに気をとられていると、ウォーキングを何回繰り返し練習をしても、なかなか上達できない、という結果になってしまうのだ。

まず、一歩一歩、足で床を踏みしめて歩く、というやり方は絶対にしないでほしい。

なぜならば、ていねいに歩くクセをつけてしまうと、体が足についていけなくなり、足ばかりが先に進み、体が後ろに残ってしまう歩き方になってしまうからだ。

また、体が後ろに残る歩き方をする人は、必ずかかとから足を踏み下ろしているはずだろうし、ひざを曲げて歩いているはず。

そういうクセがあるかどうかは、実際に歩いてみて、足の音を聞いてみるとよくわかる。

足を踏み下ろすときに「カツン」とかかとで、続いて「コツン」と爪先で音をたてている。

爪先とかかとを同時に下ろしている人は、足の裏全体で踏み下ろすような動きになるため、一回の音で足が床に着く。この場合は修正する必要がある。



モデルの収入

モデルの収入は、そのモデルの仕事量によって変わり、多い人もいれば、少ない人もいるのが現実で、その差はピンからキリまで。

モデルはオーディションに合格して仕事を得てこなければ、収入にはならないからだ。

モデルにより、ギャラの支払い体制も異なる。

歩合制のモデルと、毎月の給料が仕事の有無にかかわらず払われるモデルの二種類だ。

歩合制のモデルは、月々の収入が仕事量によって変わる。

モデル事務所の仲介料は、一般に二割から三割程度といわれている。

モデルのギャラは時給で換算すると、一万円以上といわれ、そのモデルの能力によりランクが変わってくる。

もちろん、売れっ子になればなるほど時給も高く、仕事の量も多い。

モデルの仕事は全然うま味のない仕事でもなく、仕事がオーディションでとれるようになってくるとけっこう年齢に関係なくお金が入ってくるものだ。

それまでになるまでが大変なのだ。

オーディションに行くのもモデルの仕事のひとつ。

この間はただ働きになるのだが、選ばれれば、即現金収入になる。

また、若い女の子があこがれているファッション雑誌のモデル料は、驚くほど安い。

雑誌のモデルはギャラが安いのが一般的で、コマーシャルの年契(年間契約)をとれるようになれば、かなりの収入が見込まれるようになる。



キャンペンガールの選考方法

たった一人のキャンペーンガールを選ぶために、クライアントは一年という時間をかけて、億単位の費用を使っている。

なぜならば、キャンペーンガールの良し悪しに商品の売れ行きがかかっているのだから、クライアントも広告代理店も必死になって、かつ真剣にいいモデルを探しているのだ。

現在18業種の各企業が毎年キャンペーンガールを選出しているが、一般の公募はしていない。

その代わりに、大手広告代理店から全国にあるモデル事務所、芸能プロダクションにキャンペーンガールの募集要項を送っている。

そのため、どんなに小さなモデル事務所であっても、登録をしていないとオーディションの情報は入ってこないのだ。

なかには、地方の小さな名も知られていないような事務所から、これはと思うようなモデルも出現した例もある。

応募対象になるモデルの年齢は、30歳前後の女性が多い。

第一段階のキャスティングは、全国の事務所から推薦されてきた応募要項に記されたモデルの写真選考からはじまる。

その後面接が数回行われる。

イメージのいい娘を探している広告代理店のキャスティング・ディレクターは、女性向けのいろいろなところに顔が出るようになるPPファッション雑誌は毎号欠かさず目を通し、これはと思うモデルをチェックしている。


モデルの仕事?キャンペンガール

モデルたちがあこがれるのは、パリ・コレクションの出演だけでなく、キャンペーンガールになることもあります。

十年くらい前から、雑誌にも○○キャンペーンガールとグラビアでひんぱんに紹介されるようになったCMガールたちのことである。

キャンペーンガールになるとどのような魅力があるのかといえば、年間契約をスポンサーと結べること、ギャラが上がること、全国にポスターやCFで流れ顔が売れること、テレビに出られるチャンスが多くなること、将来タレントか女優になれるかもしれないこと、などなど、さまざまな可能性をもたらしてくれるビッグなタイトルなのだ。

古くは二〇年くらい前のクラリオンガールだった女優のかたせ梨乃、最近ではキリンビールの飯島直子、東レの水着のキャンペーンガールだった山口智子など、ほかにも現在芸能界で活躍しているキャンペーンガール出身者はたいそう多いのだ。

ひと昔前までは、ミスコンテスト出身のモデルが多く、それなりの容姿のレベルを美人コンテストは保っていたのだけれども、最近ではそのレベルも低下しつつある。

なぜなら、新人モデル発掘の低年齢化で、ミスコンテストの出場資格年齢に達しているころには、ある程度の容姿の整った美女はみなモデルになっているのである。



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